下高井戸児童遊園地は、京王線桜上水駅と京王井の頭線永福町駅の間に位置する、小規模な公園です。
すぐそばには、グラウンドや大型遊具が充実した大規模公園「下高井戸おおぞら公園」があります。
こちらの公園の最大の特徴は、誰もが目を奪われる大きいピンク色の渦巻き型滑り台です。
3歳未満の幼児には難しい遊具ですが、少し大きいお子様はきっと夢中になれる遊具です。
また、スプリング遊具やブランコもあり、小さい子供でも楽しめる遊具があります。
近くの下高井戸おおぞら公園は混雑しやすいので、少し落ち着いて遊びたい親子にはぴったりの公園です。
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公園の概要と評価
公園名 :杉並区下高井戸児童遊園地
住所 :杉並区下高井戸3-25-5
最寄駅 :京王線桜上水駅 徒歩 10分、京王井の頭線永福町駅 徒歩12分
遊具・設備:螺旋型滑り台、ブランコ、砂場、スプリング遊具、電話ボックス、トイレ
面積 :334㎡
年齢別適正(5段階評価):
・0歳
・1歳 ★
・2歳 ★★
・3歳 ★★★
・4歳〜6歳 ★★★★★
・小学生 ★★★★★
すべり台の評価(5段階評価):
・滑り具合 :★★★★
・ユニークさ:★★★★★
・おすすめ度:★★★(3歳未満は危険)
すべり台の特徴:幼児には危険!大人でもスリル満点の渦巻き&ダブルのコンクリート製滑り台
こちらの公園の最大の特徴は、ピンク色のコンクリート製渦巻き型滑り台です。
住宅街の小さな公園に突如としてそびえ立ち、何かのモニュメントにも見えるそのビジュアルは、通りかかる全ての人の目を奪っていきます。
我が家もたまたま通りかかったところ、子どもがこの滑り台に目を奪われ、どうしても遊びたいというので、立ち寄ったのでした。
しかしこの滑り台は、外観から想像する以上に難易度が高い滑り台でした。
3歳になったばかりの子どもを遊ばせるには、付き添いの親にかなりの集中力が求められ、もう少し安心して遊べる年齢になるまでは、出来ればもう行きたくない、というのが正直な感想です。
まず難所の一つとして、滑り台上部への登り方が挙げられます。
滑り台の外側に階段がついていればより安全なのですが、こちらは遊具内部に設置されたかなり急なはしごを登らなくてはいけません。
また、はしごのある空間へ入る穴が小さく、かつ内部も狭いため、大人が一緒に入って下から子どもを支えることが困難です。
出来なくはないのですが、中の空間が狭すぎて大人がまともに子どもを保護出来る態勢をとることが難しく、はしごを踏み外した子どもが親の顔面に落ちる等、二次被害のリスクも考えられます。
また、はしごを登った先に滑り台はあるのですが、実はそこは遊具の頂上ではなく、そこから更に短い階段を登ると頂上に到着します。
実はこちらの遊具は二本の滑り台がらせん状になっており、頂上からも別の滑り台があるのです。
3歳になったばかりのうちの子の場合、はしごから落ちるのではとヒヤヒヤするので、下に一人親が待機し、はしごを登ったところにもう一人親が待機する形で遊びました。
また遊具の構造上、上に登ってしまうと、子どもが遊具の中や滑り台で遊んでいると見えません。親が遊具の頂上にいて、子どもが滑り台の下から逆流して登って来た時、登った先に親を探して呼ぶ声が聞こえるものの、互いに遊具の別の側にいたので見えず、子どもがパニックなって泣き出してしまいました。
ちなみに、結果的に子ども自身はこの遊具をとても気に入り、何度も何度も遊んでなかなか帰りたがらなかったです。
ただ、小学校高学年〜中学生と思しき子供達が、滑り台を逆流したり遊具を使いながら鬼ごっこのような遊び方をして楽しんでいたので、対象年齢はかなり高めと思われます。
その他の特徴:座面が低めのブランコとスプリング遊具は幼児向け
こちらの公園には、滑り台の他にも、ブランコとスプリング遊具があります。
ブランコは4シートあり、割と低く設置されているので、幼児でも自分で乗ることができます。
また、一つだけあるスプリング遊具も、2歳くらいから楽しめる大きさです。
総合コメント:他にはないユニークな滑り台に子どもが夢中になれる公園
下高井戸児童遊園地のピンク色の渦巻き滑り台は、見た目のインパクトも去ることながら、その作りもかなりスリル満点です。
3歳未満の乳幼児には向きませんが、少し大きい子供にとっては、他の公園にはないエキサイティングな遊具です。
また、小さい子供でも楽しめるスタンダードなブランコやスプリング遊具があります。
渦巻き滑り台を試してみたい方は、行かないわけにはいきません。
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