こちらは、渋谷最古の神社である氷川神社の境内内に立地する、氷川の杜公園になります。
公園自体は渋谷区立ですが、神社内に設置されているからか、開園時間が決まっています。
(4月〜10月:8時~18時、11月~3月:8時~17時)
未就学児童に適した複合遊具の充実度に加え、「江戸郊外三大相撲」の一つである金王相撲が行われたという土俵が残存している点が、最大の特徴です。
神社ならではの大きな木々や緑が多く、木陰にシートを敷けばちょっとしたピクニック気分を味わえます。
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公園の概要と評価
公園名 :氷川の杜公園
住所 :渋谷区東2-5-24
最寄駅 :恵比寿駅 徒歩13分、渋谷駅 徒歩15分
遊具・設備:複合遊具(すべり台2種類付き)、ブランコ、鉄棒、相撲の土俵、トイレ
面積 :1,908㎡
年齢別適正(5段階評価):
・0歳 ★★
・1歳 ★★★
・2歳 ★★★★
・3歳 ★★★★
・4歳~6歳 ★★★★
・小学生 ★★★★
複合滑り台の評価(5段階評価):
・滑り具合 :★★★★
・ユニークさ:★★★★
・おすすめ度:★★★★
滑り台の特徴:異なるタイプのすべり台が両端に設置された複合遊具
こちらの公園のすべり台は、比較的大型の複合遊具となっています。
すべり台は遊具の両端に設置されており、片方はウェーブのかかった長めのすべり台、もう片方は2つのレーンが隣り合うすべり台です。
どちらのすべり台もポリエチレン製で、とても勢い良く滑ります。
レーンが2つになっているすべり台のうち、片方はストレートなのですが、もう片方はダンダンになっています。2歳の子供が滑るとちょうど良い具合に体が跳ねて、とても楽しそうでした(試しに大人が滑ると衝撃でお尻が結構痛い)。
こちらの複合遊具には、登るところが4箇所あります。
そのうち2箇所は、両端のすべり台付近に設置された、大小の階段です。
残る2箇所のうち、一箇所はクライミングウォールで、もう一箇所は螺旋状の鉄棒になります。
クライミングウォールや鉄棒は、2歳くらいまでは難易度が高いと思われますが、保護者が補助すれば登れることが多いので、子供のやる気があれば是非チャレンジしてみると良いでしょう。
また、クライミングウォールのそばには、飛び移るタイプの遊具があり、少し年齢が上がれば(3-4歳?)、そこからクライミングウォールまで移動し、遊具に登り、すべり台、という流れになるようです。
その他の特徴:金王相撲の名残である本格的な相撲の土俵が特徴
この公園の何よりの特徴は、公園内にどーんと設置されている本格的な相撲の土俵です。
普段は閉鎖されていますが、毎年8月末には相撲部屋の協力で「ちゃんこ鍋の会」という行事が開催されています。当日は土俵で若い力士が朝稽古を行い、その後、力士さんが作られたちゃんこ鍋が観客に無料で振る舞われるということです。
総合コメント:豊かな緑に囲まれ伝統文化を感じながら楽しい複合遊具で遊べる公園
氷川の杜公園は、低年齢でも遊べる楽しい複合遊具に加え、深い緑に囲まれた広いスペースが魅力の公園です。
遊具以外にも、かけっこやStrider等を楽しむスペースがありますし、隣接する氷川神社へお参りし、地域の歴史に触れることも良いでしょう。
特に、お子様に間近で本物の土俵を見せてあげたい人は、行かないわけには行きません。
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