こちらの公園は、初台駅から南に6分程度歩いた山手通りのすぐそばにあります。高層マンションの合間の小さな敷地にありながら、大きめのアスレチック遊具と砂場、ベンチが設置されています。
渋谷区の公園では、最近はポリエチレン製遊具が多く、そうでなければステンレスなどの金属製の遊具になるので、木製のアスレチック型遊具は少し珍しさがあります。
初台二丁目児童遊園地のもう一つの大きな特徴は、砂場です。一見すると普通の砂場のように見えますが、砂の中に動物の絵が描かれたタイルが隠されています(後ほど詳しく)。
山手通りからは結構車の音が聞こえてくるので、都心の子育てを感じさせる環境です。
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公園の概要と評価
公園名 :渋谷区立初台二丁目児童遊園地
住所 :渋谷区初台2-29-8
最寄駅 :初台駅 徒歩6分、参宮橋駅 徒歩9分
遊具・設備:すべり台付き複合遊具、はしご付き塔、砂場
面積 :276㎡
年齢別適正(5段階評価):
・0歳 ★
・1歳 ★★★(砂場のみ)
・2歳 ★★★★
・3歳 ★★★★★
・4歳〜6歳 ★★★★★
・小学生 ★★★
複合すべり台の評価(5段階評価):
・滑り具合 :★★
・ユニークさ:★★★★
・おすすめ度:★★★
すべり台の特徴:木製アスレチックの先の長いステンレス製すべり台
こちらのアスレチック遊具は、ステンレス製の長いすべり台と、太めの縄でできたネット、丸太の足場等で構成されています。すべり台の滑り終わりは砂場につながっています。
遊具全体の高さもありますが、各階層間での高低差も大きめなので、2〜3歳の子供が自律的に遊べる作りではありません。
おそらく正式な対象年齢は高めですが、もし小さい子供が遊ぶ場合は親も一緒に遊具に登る必要があります。
縄のネットの方は、目が荒いので2〜3歳の子供には難易度が高いのですが、少し大きい子供であれば、一段上の踊り場から飛び込んだりして、楽しめそうです。
登る所は、階段とロープ付きの丸太の斜面があります。
ロープで登る方は、斜面自体が急で、ロープを使って登るには手の力やバランスが必要になるので、少なくとも3歳以下だと難しいように思います。
ただうちの2歳児は、上手に丸太に足をひっかけてロープを使わずに登れていました。足が小さければ、丸太に手足をかければよじ登れてしまうみたいです(大人はできません)。
すべり台自体は、ステンレス製らしくあまり滑りません(が、近くにある初台児童遊園地のコンクリート・マウンテンのすべり台よりはマシです)。
せっかく長いのに、その良さをちょっと活かしきれていないと言えるかもしれません(この長さでポリエチレン製だと、上原公園並みの、かなりの勢いが出ると想像されます)。
その他の特徴:動物のタイルが隠された砂場
こちらの公園の特徴は、何と言っても砂の中に10匹の動物のタイルが埋め込まれている砂場です。
砂場の壁面に描かれているとかではなく、本当に砂の中に動物が隠されているのです。そして、砂場のどこにそれらがあるのかは、掘ってみないと分かりません。
一見、普通の砂場に見えるので、動物のタイルが隠されていることを最後まで知らないまま遊ぶ人も多いのではと想像されます。
筆者も、砂場の淵の記載に気が付くまでは、子供を普通に遊ばせていました。
どこに動物が隠されているかわからないので、適当に掘ってみるしかないのですが、この広さの砂場に10個、ということで、適度な配分を想定して当たりを付けていきます。
大体、砂の表面から20センチ程度掘ったところで、スコップがコンクリートの塊にぶつかり、そこにタイルが貼られています。
10匹全てを掘り当てるには結構時間がかかりそうですが、お友達皆でチャレンジすると楽しいですね。
総合コメント:遊具と砂場の動物探しで長い時間楽しめる公園
初台二丁目児童遊園地は、小規模ながら、3〜4歳以上の子供であれば大きめのアスレチックで全身を使って楽しむことができ、小さい子供であれば砂場中心に動物を探して長い時間遊ぶことができる公園です。
近くには初台児童遊園地もあり、甲州街道の方に行くと初台緑道の公園もあるので、公園はしごにも最適です。
何より、砂場に隠された10匹の動物を全て見つけ出すため、行かないわけにはいきません。
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